『私は私のまま、誰にでも変われる』舞台探訪

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〜と言うか、奈良・京都 観光地めぐり〜


今回の舞台は、匠の第1弾作品『私は私のまま、誰にでも変われる』です。

エロ目的で買ったのですが、以外と(失礼だな!)シナリオも良く練られていて、かなり楽しめました。
本作も、2008年に発表されたエロゲの中で大好きな作品の一つです。
簡単なゲーム感想は一番下で。


前回「レコンキスタ」の舞台探訪でも書きましたが、今回は2泊3日の予定で、関西方面のエロゲ舞台を回ってみました。
 1日目は、尾道・夢見師(補完)
 2日目午前中は、神戸・レコンキスタ
 2日目午後は、奈良・私誰
 3日目は、京都・私誰の残り
なお、3日目夜はバス移動。そのまま、翌朝8時にはコミックマーケットの待機列に参加です・・・


それでは、舞台探訪報告です。
とは言っても、奈良・京都(しかも修学旅行というシチュエーション)が舞台なので、
観光地めぐりに近い結果になっております。

まずは、主人公達が一番初めに訪れた場所であり、本作の重要なポイントとなった「朱雀門」へ
近鉄奈良駅から、バスで15分ほど行くと・・・


どぉーん!と言う感じで、実際の門はやはり「でかい」です。
この門の2階に藤原蛾山が軟禁されていた、という設定でしたが、
もし部屋があったとしても、下手なマンションよりよっぽど広そうです。
昇り降りは大変そうですが。(※はしごはありませんでした)

参考までに、朱雀門の周りは・・・


何にもないよ!
次のバスまで1時間。8月の炎天下の中、途方にくれたひと時でした。

2日目はここだけ。返す刀、京都へ向かいます。
本当は、奈良観光を楽しみたかったのですが、2日間の調査で疲れがたまってしまい、
それどころではありませんでした。


3日目スタート。この日も朝から良く晴れていました。
まずは、百合花の実家・五城家の門から。


京都駅すぐ北・東本願寺の阿弥陀堂門ですね。
ゲーム内でも主人公がその大きさにビビっッていましたが、実物をみれば納得。
ちなみに中の御影堂↓もでかい(世界最大の木造建築だそうな)圧倒されるという言葉がそのまま当てはまります。
しかも、修復工事が終わったばかりでぴかぴか。
隣の阿弥陀堂は修復の真っ最中。


続いて、バスに乗り込み京都の北、大原方面へ向かいます。
まずはともこ達が泊まった旅館から。
京都から大原バス停まで約1時間。さらにそこから徒歩で20分ほど歩くと・・・


民宿『大原の里』さんです。
ちょっとアングルミスってしまいました。
ホントは泊まって内部も調査したかったのですが、お盆期間中だったので満室でした。
(1週間前に予約しようとしても無理だわな^^)
山間の静かで落ち着きのある大人向けの旅館です。紅葉の時期にも来てみたい。


さて、旅館を通り過ぎてさらに奥へ。
バスガイドのまりさんが一番のお気に入りだと言う寂光院へ向かいます。
本堂のほうではなく、西稜の方へ行くと・・・


あった・・・違う?
本堂へ向かう道は階段になっている(↓)ので、多分こちら側がモデルだとは思うのですが、自信がない。


もしやと思い、30分かけて国道の反対側にある大原三千院の方も見てみましたが、やっぱりちょっと違う↓


きっと、澄みわたる朝色よりも、』のモデルかとも思いましたが、やっぱりちょっと違う・・・
あちこち探しているうちに時間がなくなってしまい、本堂や宝物殿を撮るのを忘れてしまいました。
超後悔。


・・・気を取り直して、今度は市街に再び戻り、清水寺へ。
ですが、お盆とあって市内のバスは超混雑!
すし詰めのバスを降り、ひぃひぃ言いながら坂を登ると・・・


京都市街が見渡せるポイントです。
中学校の修学旅行の時に来たことはあったのですが、清水の舞台しか記憶に残っていませんでしたね。
こんな景色もあったんだなぁと、しみじみ。

ちなみに写真の中央やや左には京都の送り火の一つ、大文字の形が見えます。
翌日の16日はちょうど送り火の日。本当は見たかったのだが、コミケでエロ本をゲットする方がもっと大事なのだ!


そして、帰りの途中、清水坂の扇子屋も発見。


それにしても、人が多かった。
人の流れの切れ間を狙いましたが、これが限度。
観光シーズンの舞台探訪は避けるべきですね。
とはいえ、まとまった休みがとれるのってみんな同じですから難しいところですが。

そして、そのまま歩いて、建仁寺へ。
看板が少なくて迷うこと30分・・・


枯山水で有名な方丈にようやく到着。
やや知名度が低いせいか、人はやや少なめ。
それにしても見事な庭園です。小石の紋様を水面に見立てて風景を楽しんだ昔の人々の感性の豊かさがうらやましい。
一方、CGだらけの映画、幾何学模様にしか見えない“芸術”作品がもてはやされる現代。
心の豊かさを考えさせられた風景でした。


そして、最後は太秦映画村へ。
花園駅から歩くこと20分・・・


ありました。ともこ達が訪れた扮装の館前です。
ここも中学校の修学旅行以来です。ピュアだった中学生が、エロゲーマになって帰ってきましたよ。
・・・時間の流れって無常ですね。


そんなこんなで、2泊3日のエロゲ舞台探訪の旅は終了。
成果はまずまず。天気にも恵まれましたし。
ただ、歩きと移動(ほとんど立ちっぱ)ばかりだったので、めっちゃ疲れました><
もう、こんな無茶な日程は組まないようにしようと思います。


なお、今回の旅のお供は、


なぜか、官能小説でございます。
ちょっとした出来心で買ってみましたが、エロゲとはまた一味違い、かなり良かったですよ。
ストーリもなかなか。NTRスキーさんにオススメできます。

撮影日:2009年8月14日、15日

ゲーム画像引用元:『私は私のまま、誰にでも変われる』

 このホームページでは一部、匠 -TAKUMI-の画像素材を使用しています。
 また、これらの素材を他へ転載することを禁じます。



ゲーム感想

〜イントロ・あらすじ〜〜〜
 春、京都。
 別人の性格に書き換えることができる不思議な能力を持つ幼馴染みのともこ、
 明るくノリは良いが会話がやたらエロい(というか下品な)ケイ。
 そんなちょっと変わった友人達とやってきた修学旅行。
 案の定、ドタバタの連続となるのだが、とある店で「鬼の滴」という媚薬を渡されたところから、
 物語が大きく変わり始める・・・?
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



ネタばれ無しで感想を書こうとすると、エロ・笑い・ミステリー・純愛と何でもあり。ボリュームもあって楽しめた、
としか書けないのが苦しいところ。
ただ、2008年前半で一番インパクトがあった作品であったのは間違いありません。
前情報はなしにプレイするのが一番です。


特に良かった点を挙げると、

◎笑い
かなりマニアックです。
プレイ当初は正直引いてしまいましたが、スー○ー○クター○が出てきた瞬間、ツボにはまってしまいました。
なつかしの『激烈バカ』を思い出しましたよ。
丸戸さんのような上品な笑いではなく、上級者向けの“くだらない”笑いを求めている方も満足できるでしょう。


◎充実したえちぃシーン
キャラも多いのだが、凌辱から純愛まで、シチュエーションが豊富。
しかも、原画は、みけこ氏。胸からおしりにかけてのラインが素晴らしい。
おぱいこスキーなら、間違いなく買いです。
一番のお気に入りのシーンは、りふる。罠にかけて徐々に落としていくシーンは、かなり興奮しました。

でも、やっぱりイマイチだった点もあるわけで・・・

△詰め込みすぎ^^
修学旅行の3日間という短い期間に、いろんな出来事が起こるので、展開が急すぎる。
おかげで飽きはしないけど、キャラに感情移入できる暇もなかった。
もう少し演出に緩急をつけた方が良かったのではと思います。


やや荒削りな印象は受けましたが、面白かったです。
こんな感じの勢いのある作品が増えればもっといいのですが・・・


ゲームの詳細は↓のOHPで(18歳未満はだめですよ!)
『 私は私のまま、誰にでも変われる』を応援しています!


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