『夢見師』 舞台探訪

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〜晩冬の尾道 旅情編〜


2007年、H℃より発売された『夢見師』が今回の舞台です。

「夢見」という予知能力を持った夢見師の少し切ない感じのお話。
主人公・広宇は、この能力で大切な人を守ろうとしますが、その力の代償を知り、苦悩することになります...
本作の見どころとしては、
☆ヒロインの抱える闇
 最近の純愛系18禁では珍しく、ヒロインの暗部がしっかりと描写されています。
 こういう描写があってこそ、キャラクターの存在感に重みが出ると思うのですが・・・最近の作品には少ないですね
☆ロリ系おばあちゃん・登瀬さん
 愛らしい外面からは想像のつかない、毒舌・天然ボケが冴える、本作で一番の存在感。
 お笑い担当だけでなく、唯一の家族としても重要な役回りを果たしています。
同じ日が2回繰り返される設定なので、長くなりすぎて途中で飽きてしまうかもと心配していましたが、
難解な言い回しが少なく、会話のテンポも良いので、すらすら読み進めることができました。
シリアス・笑い・萌えがバランスよく配置されているオススメの一品です。


また駄文が長くなってしまいましたが、本作の舞台・尾道の紹介です。
前々から行きたいとは思っていたのですが、舞台が遠いことと、仕事でなかなか都合がつかず
ぐずぐずしているうちに春になってしまいそうなので、
仕方なく、行きは飛行機、帰りは夜行バスで日帰り、という強行スケジュールで行くことにしました。

4:30 西船橋駅をスタート
朝帰りのサラリーマン達を横目に一路空港へ。
今回の旅のお供は『宇宙家族カールビンソン』。
コロナちゃん萌え!


6:00 羽田空港に到着
国内線は久しぶりなこともあり、1時間前に着きましたが、少し早すぎました。
飛行機は単体では早いけど、待ち時間の調整が難しいですね。
Webチェックインしておけば、出発の30分前空港到着でも余裕そうです。



8:30 広島空港に到着
飛行機の中では爆睡。気がついていたら着陸していました。
さて、ここから三原駅行きのリムジンバスに乗って行くはずでしたが、
間違えて福山駅行きに乗ってしまいました・・・


9:45 福山駅に到着・・・
せっかくなので、福山城に行ってみたかったのですが、
調査時間が惜しいので、すぐさまJRで折り返し。

10:30 尾道駅に到着
結局、6時間かかってしまいました。
待ち時間を調整すれば、もう1時間程度は短縮できそうですね。





早速、舞台の1つ目『尾延駅』です。
若干アレンジされていますが、ほぼそのまま。
東京のようなケバケバしい装飾もなく、落ち着いた感じが好印象。


続いて、主人公の通う学園の校門前です。
ゲーム内では、坂の上にあるように描写されていますが、モデルとなっている学校は海沿いです。
残念ながら、学生さんは見かけませんでした。(もう春休み?)


次は艮(うしとら)神社。
千光寺ロープウエイの真下にある尾道の代表的な神社です。
実際の風景を忠実に模しているので、晩秋くらいにいくと良い絵が撮れそうです。
ちなみに、写真右側に少し写っている大樹が、樹齢900年といわれる楠。
今でも青々と茂っている姿を見ると、神様でも宿っているのかと思いたくなるような立派な樹です。


せっかくなので、民家の間を縫うように走る千光寺道を登って千光寺公園へ。
かなり急な坂ですが、眺めは最高でした。
多くの画家さんがこの尾道の風景を絵にされたそうですが、描きたくなる気持ちも分かります。


尾道らーめんで腹ごしらえした後、商店街へ。
アーケードがあるので分かりにくいですが、メガネ屋さんと街灯の形がポイント。
土曜日なのにシャッターを下ろしているお店もちらほらありましたが、
他の地方都市に比べると、尾道の商店街はまだまだ元気な感じでした。
このような風景もだんだんとなくなっていくのでしょうか。


最後は、奈緒ちゃんがバイトしている『ならさわ』へ。
もちろん、モデルは尾道の超有名な甘味処『からさわ』です。
注文するのも当然、アイスもなかとくりーむぜんざい!!
アイスもなかは、作中で奈緒ちゃんが話しているように、ホントに皮はサクサクで、
中のアイスは甘さ控えめで、食べやすかったです。
反対にくりーむぜんざいは、ぜんざいがしっかり甘いので、
こちらは甘党の方にはご満足いただけるでしょう。


ちなみに、ウエイトレスの娘がすごく可愛かったです・・・雰囲気的には夏子さんに近いでしょうか。
申し訳ないですが、奈緒ちゃんには看板娘の座は遠いようです。

以上で、今回の舞台探訪は終了。
成果はまずまずといった感じかなぁ。
落ち着いた良い町なので、また機会があったら来てみたいです。

19:00 尾道駅出発
22:00 福山駅出発
8:30 東京ディズニーランド到着
帰りは夜行バスで約10時間の移動でしたが、歩き疲れたおかげで
ぐっすり寝ていました^^



撮影日:2009年3月7日






そして、月日が流れ、夏に...





『夢見師』 舞台探訪 その2


〜夏の尾道 補完編〜



レコンキスタ」と「私は私のまま、誰にでも変われる」の舞台探訪で、関西に行く機会ができたので、
前回撮り損ねた場所の撮影の為、再度尾道を訪問しました。
尾道までの移動手段は、前回とほぼ同じです(今回は、バスの乗り違いはなし!!)


まずは、咲夜と会うシーンが印象的だった通学路。
モデルは蓮花(れんが)坂。西國寺方面からの入口付近です。


前回行った時、千光寺通りだとばかり思って探しましたが見つけられませんでした。今回リベンジです。
お盆直前だったので、お坊さんを良く見かけました。
落ち着いた風景にマッチして、相変わらずいい雰囲気の町です。


次は尾道駅→福山駅、そしてバスで30分ほどに揺られて、みろくの里へ。
デートの舞台となった場所ですね。


実際の遊園地は、恋人同士より親子連れが楽しめそうなアトラクションが多いです。
撮影した時までは何とか曇りでしたが、この後、雨がパラつく天気に。
舞台探訪は、天気との勝負です。(あと、時間と金と)

という感じで、2箇所だけですが夢見師の舞台探訪・補完編は終了。
この後、レコンキスタの舞台探訪が控えていた為、尾道を満喫する間もなく、すぐさま神戸に向かいました。
次来る時は、もっとゆっくりしたい・・・


撮影日:2009年8月13日

ゲーム画像引用元:『夢見師』

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